パン職人としての成熟期。だからこそ一から学び直す。
現在は、鎌倉ベーカリー全店舗のマネージャーとして、商品のクオリティ・スタッフの人件費・素材費などをコントロールする管理部門と、商品開発や季節ごとのイベントなどの企画部門を兼務しています。入社する前もパン職人として働いていましたが、「もう一度、初心に戻ってお店づくりの部分から学びたい」と考えていたところ、鎌倉ベーカリーの求人と出会いました。新規事業の立ち上げということもあって、経験を活かしながら自分が中心となってゼロから携わっていけることに魅力を感じ入社を決めました。
「感動の100円パン」は、スタッフ全員でつくっている。
鎌倉ベーカリーのコンセプトは「感動の100円パン」。サイズ・クオリティを追求しながら、この価格帯で販売できるのもスタッフ全員の協力があってこそ。新商品や季節ごとのイベントの企画会議では、スタッフ全員が参加してアイディアを出し合います。パンの質を維持するために、素材の選定はもちろん原価を下げるために何度も商談に足を運ぶスタッフもいれば、再現性の高いレシピづくりでアイディアを商品化するスタッフもいます。お店づくりのすべてを現場に任せてくれるので、常にやりがいを感じています。
今後の店舗展開に向けて、スタッフのスキルを均質化する。
今後さらに店舗数を増やしていくためには、商品開発だけではなく「人材育成」にも力を入れていく必要があります。パンづくりは職人的要素が強い仕事ですので、店舗によってはスタッフ同士のスキルの差が大きいことも。指導方法をマニュアル化してノウハウを共有したり、私が現場に入って直接指導することで、全スタッフのスキルを均質化することが目標ですね。また、中国出店などの日本以外を視野に入れた店舗展開にも深く携わっていきたいです。
